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カテゴリー「ウィーン観光」の検索結果は以下のとおりです。

30分間ぐらいのウィーン観光

ウィーン紹介の動画がたくさんありますが、これはよく出来てます。英語ですが字幕をONにして自動翻訳を日本語に設定することができます。

画面を見ているだけでも楽しめますから是非どうぞ!

YouTubeのウィーン動画

  

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ベルベデーレ宮殿

どこかで見たことのある景色だと思います。ウィーン観光では定番のベルベデーレ宮殿の正面です。

バロック時代のヨーロッパを代表する建築美術家ルカス・フォン・ヒルデブラントの最高傑作です。

ベルベデーレ宮殿

ベルベデーレ宮殿は、アジア民族の侵攻を撃破したオイゲン公の夏の住居として建造されました。

つまりベルベデーレ宮殿はオイゲン公の別荘で、別に本宅があったわけですが、旧市街地に残る本宅の宮殿は、現在は財務省になってます。

ハプスブルクの重臣だったオイゲン公は、通常は本宅で生活し、夏季だけベルベデーレ宮殿に滞在したそうです。それで、本宅の方を冬の「宮殿」、それに対してベルベデーレを「夏の宮殿」と呼んでいたそうです。

オイゲン公の時代のウィーンでは城壁内の1軒家が禁止でした。直径1キロの城壁内はコンパクトな建物がびっしりと立ち並び、道路も狭かったので、見通しの悪い暗い生活でした。それで、アジア民族オスマントルコを黒海まで追いやってからは、広々とした庭園を持つ宮殿を城壁の外に設けたのが、ベルベデーレ宮殿なんだだそうです。

その他、オイゲン公はベルベデーレ宮殿の中庭に巨大な地下ホールを建造したことが10年くらい前の発掘調査でわかってます。その巨大な地下ホールを武器庫とし、ベルベデーレ宮殿のロケーションはアジア民族が帝都ウィーンに向かうときに通過するハンガリー通りの脇を選んでます。

 

ベルベデーレ宮殿を正面から回り込むと世界10大美景として知られる中庭です。

ベルベデーレ庭園

この宮殿は世紀末の画家グスタフ・クリムトの描いた「接吻」の美術館として世界的に有名です。世紀末にウィーンで活躍したエゴン・シーレ、19世紀のビーダーマイヤー様式の絵画も素晴らしいです。

ベルベデーレ宮殿は建物よし、庭園よし、美術館よしの三拍子が揃った観光名所です。移動はタクシーでも市電でもどちらでも良いと思います。

フェルメール

今回は、オランダの画家ブリューゲルのコレクション同様にウィーン美術史美術館から門外不出の絵画です。

注文主が無く画家が自発的に描いたとか、描き直しが無いとか、困窮しても売りに出さなかったとか、代表作の中で最大作とか、サインが入れられているとか色々で、フェルメールの30数点の作品中でも特別な作品として知られてます。

ウィーン美術史美術館フェルメール「絵画芸術」

 

上の画像をクリックすると拡大写真が見られます。サインは見つかりますか?

 フェルメールのサイン

 

古今東西これだけ音の無い絵画というのも珍しいです。画家はアトリエを描いたのかも知れませんが、鑑賞者は2次元上に描かれた3次元の中で、時が止まった4次元から5次元の静寂に我が身を置き、自らの心を追い求めるのだろうと思います。

知られざるシェーンブルン

この写真は、シェーンブルン宮殿の一角にひっそりと佇むチャペルです。

シェーンブルン宮殿のチャペル

帝政時代は多くの官僚が忙しく交錯していたであろう宮殿の廊下にシンとした静寂が漂ってます。美しいです。

標題「知られざる」というのは本当のことで、ウィーンに数十年住んでいる方でもこれを見たことのある人は希でしょう。


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ナイル川の河馬

ウィーン自然史博物館の古代エジプト展示からナイル川の河馬です。

長さ20,7cm、高さ10,5 cm、幅7,5cm、重さ1138 g

乳濁釉は素晴らしいエジプシャン・ブルーです。陶器とされてますが材質は粘土ではないようです。河馬の表面に生息環境が描かれてます。

窓の向こうに自然史博物館と左右対称に造られた美術史美術館が見えてます。

ウィーン自然史博物館「古代エジプトのナイル河馬」

窓から見える美術史美術館を写したかったので河馬が綺麗に写りませんでした。上の画像をクリックすると綺麗な詳細写真が開きます

河馬は獰猛で巨大な象をも凌ぐほど強いらしいですね。それで、古代エジプトの河馬狩りは大掛かりな催しだったそうです。

このナイル河馬のコピーを部屋に置きたいのですが、ミュージアムショップで売られているコピーは、自然史博物館もメトロポリタンも大英博物館もルーブルも色が気に入りませんでした。どうやら古代エジプト人がアフガニスタンのラピスラズリの青に憧れて考え出したというエジプシャン・ブルーの再現ができないようです。

歩く身体の表情、目と鼻面を含めた顔つき、ドンと落ち着いた体型、表面のパピルス模様など、世界の多くの博物館の中でウィーンのナイル河馬が一番気に入ったので、いつか本格的なコピーが自然史博物館の手助けで造られると嬉しいです。

【参考リンク】
河馬のウィリアム(独)
青いカバ? 蒼いカバ?

ヴィレンドルフのヴィーナス像

お気に入りです。第1コピーを40年間ずっと部屋に飾ってるほどです。

 

もしかしたら学校の教科書で見たのを覚えてるかも知れませんね。

11センチぐらいの高さの石灰岩ですから、ちょうど手の平で握れる大きさです。

3万年ぐらい前のことですから地面の上で生活をしていた頃だそうです。足がありませんが、立てるときには地面に突き刺したようです。また、腰から後頭部にかけての形状が、ほぼ平面のため、立てずに平らに地面においたときには上向きで安定します。

肉付きの良いヨーロッパ人女性の典型的な体型で、身体の表現はリアルですが、顔の表現はありません、両手首にブレスレッドをしてます。

元々は彩色されていたのがわかってます。

ウィーン自然史博物館「ヴィレンドルフのヴィーナス像」

ウィーン自然史博物館に行ったらマリアテレジアの愛犬や宝石の花束と共に忘れず見ておくと良いでしょう。

それから、自然史博物館のコレクションで、個人的に気に入っているのはナイルの河馬です。これも部屋に飾りたいのですが、残念ながら品質の良いコピーがありません。

 

自然史博物館の参考文献(独)

クリスマスマーケット

一週間前から徐々に始まったウィーンのクリスマスマーケットが、今日から全てオープンです。

ウィーンで一番華やかなクリスマスマーケットは、市庁舎前のマーケットです。

ウィーン市庁舎前のクリスマス市

上の写真は先週11月16日から市庁舎前で始まったクリスマス市。初日から多くの人で賑わってます。

飛行機も宿も安く空きのあるときですから、10万円程度の予算で数日間のウィーン滞在はいかがでしょうか。

ウィーンの様々なクリスマスマーケット
https://ウィーン.com/wien-jp/x-mas.php

エゴン・シーレ作「4本の木」

シーレ作「4本の木」です。

エゴン・シーレは今年が没後100年です。享年28。1918年はスペイン風邪で1億人くらいが亡くなった年でした。クリムト、オットー・ワーグナー、コロ・モーザー、ホドラー、、、


撮影は今年2018年の夏、ベルヴェデーレ美術館でスマホ撮影です。
エゴン・シーレ「4本の木」

 

色が綺麗です。
彼方まで広がる空の重苦しさから感じられる
哀愁感が素晴らしいです。

よく見ると6本・・・じゃなくて
2本は支え杭が添えられているわけですね~♪

また、たぶん他の2本のマロニエにも支え杭がありますが、
木の幹と重なってるので、判り難いです。

 

田舎道に沿ってのマロニエ並木。
空を覆う雲の下で、彼方にはアルプス山脈。

晩秋の穏やかな夕暮れ時に、
遠くまで広がる夕焼けの空を眺めながら、
こんな丘を、
孫の手を引いて散歩できたら、
侘びしく悲しいことの多い人生の中に
穏やかな救いが感じられるのではないかと思わせてくれます。

モーツアルト「魔笛」のパパゲーノ

通常のウィーン観光ではスルーされ勝ちな古典派の建物です。
この劇場のフロントに写っている飾りはモーツアルト作曲オペラに出てくる鳥刺しパパゲーノです。

細かいことはさておき、彫刻群が可愛らしいです。

ウィーン劇場

撮影は2015年の秋と記憶してます。

「魔笛」はこの劇場の近所で初演されたオペラですが、「魔笛の」劇作家が初演劇場の火事の危惧からこの劇場を開いたそうです。入り口の上部に「魔笛」中の登場人物の飾りが添えられ、その入り口を「パパゲーノ門」と呼びました。
文化活動を養護した皇帝のワッペン「双頭の鷲」が上に見えます。

この劇場ではベートーベンのオペラ「フィデリオ」やJシュトラウス(Ⅱ世)のオペレッタ「こうもり」など多くの劇・歌劇・喜歌劇の初演がされました。

きりが無いですからこの程度にしておきますね。


◆ 半日散策、ウィーン世紀末モデルコース ◆

ガイドとのミート: ウィーンのホテルやオペラ座、シュテファン大聖堂など
⇒ レッセル公園の散策とカール教会
⇒ 世紀末カフェー「ムゼウム」
⇒ 分離派美術館
⇒ ナッシュマルクト、パパゲーノ門
⇒ オットーワーグナーのアパートメントと駅舎
⇒ ご希望の場所で解散

後述のレッセル公園の観光後に分離派美術館でクリムトの「ベートーベン壁画」、路上市場の喧噪を抜ける途中でこのパパゲーノ門を見て。市場の散策後にはオットー・ワーグナーの美しいアパートも見られ、ちょうど半日の観光です。

路上マーケットの散歩は楽しいですが、日曜祭日は休みで閑散としてます。

この観光での移動は、専用車手配の他にタクシー利用、その他、公共移動機関利用もお薦めです。

 

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ウィーン美術史美術館「グリフィン」

美術史美術館、直訳で美術史博物館(KunstHistorischesMuseum)は、世界的に有名なウィーンの美術館です。

今回取り上げる『グリフィン』は、2013年3月01日に美術史博物館の下階に新装オープンしたウィーン美術工芸部門(クンストカンマー/Kunstkammer)のコレクションです。

クンストカンマーは、下階の2700㎡に2200点以上の展示が20部門に分類され、中世末期からルネサンス、バロック期を網羅。展示品は金細工、彫刻、ブロンズ像、象牙細工、宝石の器、時計や機械類など。

撮影は2018年3月28日。スマホ撮影です。
ウィーン美術史美術館のグリフィン

グリフィンは、映画ハリー・ポッターにも出てくる「鷲の翼と上半身、ライオンの下半身」を持つ伝説の動物ですね。

中世末期に北ドイツで作られたこの素晴らしい水指は、お坊さんが手を清めるときに使用したものだそうです。尻尾上部の装飾が蝶番可動、そこを開けて水を注入します。

目などの描写に当時のイギリスで使われた技法も見受けられますが、主に北ドイツでよく見られる作りだそうです。魔除けの意味もありますからグリフィンの他にライオンや竜の形の水差しも残るそうです。

 

グリフィン(英語: griffin)、グライフ(ドイツ語: Greif)、グリフォン(フランス語: griffon, gryphon)、グリュプス(ラテン語: gryps)

高さ17.3cm、縦x横=14.5x8.5cm、ブロンズに金メッキ、銀象眼、黒金(ニエロ)加工。清少納言や紫式部と重なる西暦1100年頃、ニーダーザクセン。

 

写真の背景にはチェスキー・クルムロフの美しいマドンナ立像の側面が見えます。横から見ると素晴らしいバランスがよくわかります。Schöner Stil(Weicher Stil)で世界の筆頭に上がるのも頷けます。


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