エゴン・シーレ作「4本の木」
- 2018/09/14 20:58
- カテゴリー:ウィーン観光
シーレ作「4本の木」です。
エゴン・シーレは今年が没後100年です。享年28。1918年はスペイン風邪で1億人くらいが亡くなった年でした。クリムト、オットー・ワーグナー、コロ・モーザー、ホドラー、、、
撮影は今年2018年の夏、ベルヴェデーレ美術館でスマホ撮影です。
色が綺麗です。
彼方まで広がる空の重苦しさから感じられる
哀愁感が素晴らしいです。
よく見ると6本・・・じゃなくて
2本は支え杭が添えられているわけですね~♪
また、たぶん他の2本のマロニエにも支え杭がありますが、
木の幹と重なってるので、判り難いです。
田舎道に沿ってのマロニエ並木。
空を覆う雲の下で、彼方にはアルプス山脈。
晩秋の穏やかな夕暮れ時に、
遠くまで広がる夕焼けの空を眺めながら、
こんな丘を、
孫の手を引いて散歩できたら、
侘びしく悲しいことの多い人生の中に
穏やかな救いが感じられるのではないかと思わせてくれます。