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皇后エリザベート(シシィ)

今回はお気に入りのワッペンの紹介です。よく見ると皇后エリザベートの頭文字「E」が浮き彫りになってます。そして、この向かい側には皇帝フランツ・ヨセフ「FJ1」のワッペンが掲げられており、左右セットです。

皇后エリザベート(シシィ)のワッペン

撮影は2017年5月07日、いつも通りスマホです。

このワッペンは、世界で一番美しい美術館として知られるウィーン美術史美術館に掲げられてます。

 

美術史美術館に入場すると大階段踊り場のテセウス像が目を引きます。これは、彫刻家としては古典派唯一の巨匠アントニオ・カノーバの代表作「ケンタウルスを倒すテセウス像」です。

殆どの来館者は吸い込まれるようにテセウス像に向かって階段を上がってゆきますが、この彫像に向かうときに左右の壁面を見ると大きなワッペンが見つかります。

下記画像の左右両端で確認できます。

このワッペンの彫刻家は世紀末にウィーンで活躍したルドルフ・ヴァイアです。

ヴァイアの作品はウィーン中至るとこrで観られ、ブラームスの像、オットー・ワーグナーの水門に添えられたライオン像、新王宮天辺で黄金色に輝く双頭の鷲、王宮玄関左右の彫刻群「海の力」「陸の力」、グリルパルツァー像、シュトック・イム・アイゼン広場の建物入り口扉レリーフ、ペーター教会外壁のカール大帝、市立公園角の画家ハンス・カノン像などです。

下記グリルパルツァー像は国民庭園です。

 

楽友協会の理事を務めていた音楽家ブラームスは、カール広場から楽友協会に向かって像が設置されてます。

 

世界史美女伝に名を連ねるエリザベートは、麗しの皇后、世界一美しい皇后などと言われ、日本語の本も多く出版されてきました。孤高の美女としての生き様も興味深く、映画や小説、ミュージカルでも知られてます。

ウィーンに来て皇后エリザベートを訪ねてゆくと、シシィ博物館、宮廷家具博物館、シェーンブルン宮殿、皇帝霊廟、エリザベート像などを観に行くのが一般的な観光でしょう。ときには市街地の喧騒から離れて、シシィの隠れ家として夫のフランツ・ヨセフ皇帝がプレゼントした「ウィーンの森」のお城まで足を伸ばすこともあります。 

ウィーンでの観光ガイドについてのお問い合わせや申し込みはメール送信フォームからどうぞ。

 

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