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ウィーン旧市街地の散策

この動画は、カメラを持って1時間半ウィーンの旧市街地内を歩くだけの動画です。余分な音楽やナレーションが入らないので、観光馬車の蹄の響きや観光客の喧騒が心地よいです。まるで、晴れた夏の日にウィーン旧市街地を散歩しているような雰囲気が楽しめます。

ウィーンを知っている人にはもちろんですが、お盆休みがステイ・ホームの方はYouTube動画で1時間半のウィーン旧市街地の散歩はいかがでしょうか。

動画撮影は路上の徒歩です。博物館や美術館は入り口を通過し、唯一の入場はシュテファン大聖堂です。

Vienna, Austria Walking Tour

オペラ座 ⇒ 王宮庭園 ⇒ アルベルティナ美術館 ⇒ カフェ・モーツアルト ⇒ 歩行者天国ケルントナー・ストリート ⇒ シュテファン大聖堂 ⇒ モーツアルト記念館 ⇒ 歩行者天国グラーベン⇒時計博物館 ⇒ アム・ホーフ広場 ⇒ 王宮御用達レストランのツム・シュヴァルツェン・カメル(黒ラクダ) ⇒ 歩行者天国コールマルクト ⇒ ミヒャエル広場 ⇒ スペイン式乗馬学校の厩宮 ⇒ ヨゼフ広場 ⇒ 王宮礼拝堂 ⇒ 王宮のシシィ博物館 ⇒ 王宮の英雄広場 ⇒ マリア・テレジア像 ⇒ ミュージアム・クォーター

 

ウィーン旧市街地の徒歩観光ページ

 

因みにYouTubeの宣伝カットは合法だという判決が確定してます。

宣伝カットはブラウザからアドオン(小さな拡張機能プログラム)の「uBlock Origin」を導入するだけです。

YouTubeの宣伝を非表示にする方法

これで動画の中断なく最後まで見ることができるようになります。

チチンプイプイ~♪  お試しあれ!

ヤン・ブリューゲル(父)1568-1625

ブリューゲルと言えば、ウィーン美術史美術館にある世界最大・門外不出のコレクションが有名です。

今回は、そのピーテル・ブリューゲルではなく、彼の次男ヤン・ブリューゲル(父)/Jan Brueghel de Oude(1568-1625)です。

ヤン・ブリューゲル

どうですか、中央部にトンボが見えますか? 見つからないときは拡大画像で確認できます。

この見事なトンボは、構図と光の使い方から、この画の中で注目するべき部分だとわかります。 昆虫がヴァニタスの添え物としての寓意とか面倒な話はさておき、とにかく見事に描かれてます(笑;

このトンボを見つけた瞬間に、美しい花束の移ろいゆく儚さや尊さが感じられますから、最後にはヴァニタスにたどり着くのかも知れません。

 

美術史美術館で、もしも時間とゆとりがあったら是非この美しい花束を鑑賞されてくださいね。ヨーロッパ、世界の美術館を巡りましたが、未だにこの絵を凌ぐ花束の絵画は見たことがありません。素晴らしいです。

 

ややこしいですが、有名なピーテル・ブリューゲルの長男がピーテル・ブリューゲル・ジュニア、次男がヤン・ブリューゲル。ヤン・ブリューゲルの長男がヤン・ブリューゲル・ジュニア、さらにその子がアブラハム・ブリューゲルです。

系図がウィキペディアにあります:

https://w.wiki/3xvf

要するに、画家として活躍したブリューゲルファミリーの内の一人が「花のブリューゲル」と言われたヤン・ブリューゲル(父)です。

シェーンブルン日本語資料

ヨーロッパ観光でシェーンブルン観光を外すことはできませんが、日本語の案内がなければ何もわからず徒労に終わってしまいます。

スポットで日本語の公認ガイドが付く「行け進めの格安ツアー」ではなく、手作りの個人旅行にお薦めなのがこの資料です。

https://www.schoenbrunn.at/international
シェーンブルン日本語資料

資料を手に持っての観光は、文面ばかりを見続けてしまい展示を観ることができませんから、事前に資料を暗記し、現場ではmp3の案内をスマホからノイズキャンセリング機能イヤホンで聞くというのはいかがでしょう。

シェーンブルン宮殿の庭園とグロリエッテの丘

資料紹介の投稿で恐縮ですが、安価な公認ガイド料金のシェーンブルン内部ツアーを検討いただければ幸いです。

ウィーン観光情報の掲示板

  • 2021/07/11 23:50
  • カテゴリー:その他

1980年代半ばのことですから昔の話です。

カーレンベルク(独)からレオポルツベルク(独)方向へウィーンの森を散歩したときでした。ヨゼフィーネン・ヒュッテ(独/英)の手前でWWWWとWの文字が縦に4つ並ぶ膝の高さぐらいの石柱を見つけました。

そのとき散歩に来ていた方に伺ったところ、「Wが4つで、Wiener Wald Wander Weg」「ウィーンの・森の・散歩・路」とのことでした。

この語呂合わせのような「WWWW」が忘れられず、サイト開設時に「ウィーンの森の散歩道」をホームページ名とし、URLをwwwwとしました。

カーレンベルク

その後WienerWald WanderWeg表記はWiener WanderWeg(独)へ変更され、WWWW表示の石柱も撤去されました。

 

ウィーンの森でのブナ林に響くキツツキの音、ちょっとネギ臭いですが春先の真っ白い花の海、一列に並び猪突猛進の最後を追いかけるウリ坊の様子、目の前を駆け抜ける鹿の姿、掌からクルミをツイバム小鳥、肩まで登ってくるリス、遠くから響く子供の遊び声、そしてウィーンの森の散歩道て楽しみを共有してくださるお客様の言葉は、外国人としてウィーンで子供を育て生き抜くための生活で疲弊した心を癒やし続けてくれました。

ウィーンの森の散歩道

 

ウィーン観光情報は1992年にCompuServeのサーバースペースでWebサイト「ウィーンの森の散歩道」を公開し、CompuServeのサービス終了後はニフティサーブのスペースを使い、そしてニフティサーブのサービス終了後は wien-jp.comドメインを取得、本格的なホスティングサービスのサーバースペースを借りてサイトを公開、さらにサイト名も「ウィーン観光情報」に変更しました。

そのときにそれまでのサイト名「ウィーンの森の散歩道」を掲示板の名前として残すことにしました。これは1990年代にハネムーンでウィーンを訪れた多くの方が利用したサイト名だったはずです。

ウィーンの森に広がるワイン畑

ウィーン観光情報は、ホスティングサービス終了による複数回の危機を乗り越えて現在に至ってます。数十年間の運営中にウィーン関連の他サイト消滅を見続けた結果、長続きのためには利益をあげる必要性を感じるようになりました。

利益のために続けるのではなく、続けるために利益を求めるというコンセプトの元に、サイト内のネット通販のアフェリエイト、宿やリムジン会社などの紹介、ガイド業務の売上げをサイト管理費に充てて運営してきました。

長年の管理業務は有に2万時間を越え3万時間に迫ってきました。これまで多くの方々に助けられ、また非力ながら多くの方々を支えけ続けることができ、サイトを継続できたのは、ひとえにウィーン観光情報を利用してくださる多くの方々の支援によります。これからもウィーン観光情報 ウィーン.com をよろしくお願いいたします。

クリスマス時期のウィーン

クリスマス時期にウィーン市心歩行者天国へ出たときに写した写真を見つけました。


こういう写真を見ると冬のウィーンも悪くないですね。冬のウィーン旅行を計画する方はお楽しみにどうぞ。

カフェで美味しいウィーンのケーキとコーヒーで暖まるのもお勧めです。


アドベント待降節の時期には先ずブランド街のコールマルクト通り:

ウィーン歩行者天国コールマルクト

 

そして、これはウィーンの銀座通り「ケルンテン通り」

ウィーン歩行者天国ケルントナー通り

 

ウィーン散歩のお供や道案内だけなら公認ガイドでなく、安価な日本語のウィーン斡旋員手配でも良いかもしれません。メール送信フォームから相談いただければ幸いです。

ウィーンの森の散歩道

  • 2021/01/01 14:40
  • カテゴリー:その他

1996年以後に個人旅行でウィーンを訪れたり、ウィーンに滞在した方はこのページを見たことがあるかもしれません。ウィーン観光情報の掲示板●ウィーンの森の散歩道●です。

ウィーン観光情報の掲示板

このウィーン観光情報のアドレスが2021年の元旦から変わりました。これまでの「wien-jp.com」から日本語ドメインの「ウィーン.com」に変更です。

この日本語ドメイン「ウィーン.com」が英数字表記では「xn--dckf6u9a.com」ですから「ウィーン.com」でも「xn--dckf6u9a.com」でも中身は全て同じです。

掲示板へのダイレクトリンクは以下:
https://ウィーン.com/cgibin/wwww.cgi

または英数字表記:
https://xn--dckf6u9a.com/cgibin/wwww.cgi


それから、引っ越しを機に通信の暗号化をしました。

◯ htpps://
X htpp://

 これまでの「http://」でも閲覧は可能ですが投稿などはできません。

 

現時点では社会的に影響のある掲示板だけ引っ越しを完了したところで、それ以外のCGIは動いてませんし、新サーバーにデーターをアップロードしたときにウィンドウズ環境の Shift-jisそのままアップロードしてしまい、掲示板以外が文字化けしてます。

今後のことを考えると全ページのmetaタグを書き換えてユニコードでアップロードするのが良いのですが、作業に膨大な労力と時間が必要です。

コロナ禍が過ぎ去るまでには不必要な内容を削り、新情報へアップデートする予定です。

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。これからもウィーン観光情報をよろしくお願いします。

30分間ぐらいのウィーン観光

ウィーン紹介の動画がたくさんありますが、これはよく出来てます。英語ですが字幕をONにして自動翻訳を日本語に設定することができます。

画面を見ているだけでも楽しめますから是非どうぞ!

YouTubeのウィーン動画

  

ウィーン観光ガイドのお問い合わせと申し込みはメール送信フォームからどうぞ。

ベルベデーレ宮殿

どこかで見たことのある景色だと思います。ウィーン観光では定番のベルベデーレ宮殿の正面です。

バロック時代のヨーロッパを代表する建築美術家ルカス・フォン・ヒルデブラントの最高傑作です。

ベルベデーレ宮殿

ベルベデーレ宮殿は、アジア民族の侵攻を撃破したオイゲン公の夏の住居として建造されました。

つまりベルベデーレ宮殿はオイゲン公の別荘で、別に本宅があったわけですが、旧市街地に残る本宅の宮殿は、現在は財務省になってます。

ハプスブルクの重臣だったオイゲン公は、通常は本宅で生活し、夏季だけベルベデーレ宮殿に滞在したそうです。それで、本宅の方を冬の「宮殿」、それに対してベルベデーレを「夏の宮殿」と呼んでいたそうです。

オイゲン公の時代のウィーンでは城壁内の1軒家が禁止でした。直径1キロの城壁内はコンパクトな建物がびっしりと立ち並び、道路も狭かったので、見通しの悪い暗い生活でした。それで、アジア民族オスマントルコを黒海まで追いやってからは、広々とした庭園を持つ宮殿を城壁の外に設けたのが、ベルベデーレ宮殿なんだだそうです。

その他、オイゲン公はベルベデーレ宮殿の中庭に巨大な地下ホールを建造したことが10年くらい前の発掘調査でわかってます。その巨大な地下ホールを武器庫とし、ベルベデーレ宮殿のロケーションはアジア民族が帝都ウィーンに向かうときに通過するハンガリー通りの脇を選んでます。

 

ベルベデーレ宮殿を正面から回り込むと世界10大美景として知られる中庭です。

ベルベデーレ庭園

この宮殿は世紀末の画家グスタフ・クリムトの描いた「接吻」の美術館として世界的に有名です。世紀末にウィーンで活躍したエゴン・シーレ、19世紀のビーダーマイヤー様式の絵画も素晴らしいです。

ベルベデーレ宮殿は建物よし、庭園よし、美術館よしの三拍子が揃った観光名所です。移動はタクシーでも市電でもどちらでも良いと思います。

フェルメール

今回は、オランダの画家ブリューゲルのコレクション同様にウィーン美術史美術館から門外不出の絵画です。

注文主が無く画家が自発的に描いたとか、描き直しが無いとか、困窮しても売りに出さなかったとか、代表作の中で最大作とか、サインが入れられているとか色々で、フェルメールの30数点の作品中でも特別な作品として知られてます。

ウィーン美術史美術館フェルメール「絵画芸術」

 

上の画像をクリックすると拡大写真が見られます。サインは見つかりますか?

 フェルメールのサイン

 

古今東西これだけ音の無い絵画というのも珍しいです。画家はアトリエを描いたのかも知れませんが、鑑賞者は2次元上に描かれた3次元の中で、時が止まった4次元から5次元の静寂に我が身を置き、自らの心を追い求めるのだろうと思います。

知られざるシェーンブルン

この写真は、シェーンブルン宮殿の一角にひっそりと佇むチャペルです。

シェーンブルン宮殿のチャペル

帝政時代は多くの官僚が忙しく交錯していたであろう宮殿の廊下にシンとした静寂が漂ってます。美しいです。

標題「知られざる」というのは本当のことで、ウィーンに数十年住んでいる方でもこれを見たことのある人は希でしょう。


ウィーンの街を観光ガイドと共に散策しませんか?
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https://ウィーン.com/wien-jp/id-nr.php

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